今までたった1度だけ経験した金縛り。
金縛り体質で何度も金縛りを経験したことがある、とか、心霊現象、とか、ホテルで金縛りにあった、など、友人やタレントが話すのをたまに聞くことがあったのですが、霊感のない自分には関係ないしよく分からないなと思っていました。
霊感がなく、霊を見たことも人生で1度もない私が一度だけ金縛りにあった実話…。
当時の私は、全く金縛りを信じていませんでした。
その体験から、金縛りについての番組を見たり、書籍も読み、「金縛りの仕組み」を勉強しました。
そこで知った怖い事実・・・。
でもあることに気を付けていれば大丈夫!金縛りの解消法、実はあるんです!!
入手した情報を掲載しましたので、お悩みの方は参考にして頂ければと思います。
現実ではなく金縛りで本当に良かったと思った超怖い体験
部屋で仰向けになって寝ていたある日の夜。
鍵をかけてある玄関のドアから足音が聞こえ、すぐに上半身に何か乗り、重たくなりました。
誰かが家に侵入されたと思い、襲われる、殺される、と恐怖感でいっぱいになりました。
怖くて最初は目を開けられなかったのですが、恐る恐る目を開けてみると霧のような煙のような人のような形が上半身に乗っていました。
見えているけれど、暗示をかけられたように体が硬直して動けない状態。動かすことができるのは目だけ。
体を動かそうとしているんだけど動けない、動かない状態。
ある瞬間に無意識に右手がその煙を払うように動きました。
煙は消え、重力感から解放された瞬間に飛び起きました。
きっとこれは霊に違いない、この賃貸部屋は訳あり物件だったんだと怖くなり、その夜は部屋の照明をつけたまま寝ました。
霊感のない私が見ることができる霊はきっと相当強いものに違いないと考えました。
次の日、部屋の隅の数か所に、もり塩を設置。
日中は仕事をしていたので、これでも精一杯の対応。
それから金縛りにあうことがなかったので、霊がいる部屋から近い将来引っ越しはするつもりで、とりあえずは様子を見ることにしました。
そんな時にちょうどタイミングよく金縛りについて雑誌の記事を見かけたり、TVの特集番組を見ることがありました。
そのお陰で、金縛りの本当の原因を知ることができました。
金縛りの正体
金縛りの正体は、睡眠障害でした。
- 脳が活発に働いているのに、筋肉が弛緩している状況での目覚めから起こる症状
- レム睡眠(※)中に起こる「睡眠麻痺」
- 規則正しい睡眠をとれば、あまり起こらない
- 金縛りになりやすいのは、仰向けで寝る人、仮眠をとる習慣がある人
(※)レム睡眠
体は休んでおり筋肉は脱力状態であるが、脳は活動している睡眠。
夢を見ているときはレム睡眠。
レム睡眠中は、脳の理論的思考をつかさどる部分が働いていないため、整合性が取れないような出来事が夢の中で発生しても、判断できないそうです。
下線の情報は睡眠の書籍で学びました。
金縛りで恐怖を感じる流れ
脳の恐怖心に関係する部分が活性化することにより、物音や光などの刺激に対し、「怖い」という感情が生まれる
→脳はつじつまを合わせようと原因となる幻覚を作り出す
→加えてレム睡眠中は、心拍数が高く、呼吸も乱れて圧迫感を感じやすくなっている
病気の可能性もある金縛りパターン
下記2つの症状が該当する場合は、覚醒を維持する脳内の「オレキシン」という物質が不足する過眠症の一種である「ナルコレプシー」という病気の可能性もあるとのこと。
- 1週間に1度以上の金縛り発生
- 日中に異常な睡魔が起こる(たとえば気を失いかけるような睡魔)
ナルコレプシーって、呪文みたいな名称ですね。
オレキシンの分泌システム(視床下部外側野という部分に集中)が何らかの原因で壊れているそうです。
先天的なものではなく、後天的にかかる病気で、米国では2000人に1人、日本では600人に1人に見られると言われているそうです。
なぜ起こってしまうのかはまだ判明されていないそうです。
もし、該当する症状がある場合は、精神科、神経科、心療内科または、日本睡眠学会の認定する睡眠医療認定機関などにご相談を(お大事に!)。
まとめ
当時仕事が忙しく、毎日寝不足だったので睡眠障害だった可能性はとても高いです。
化粧をしたまま寝てしまう日もよくありました。
ということで、住んでいる部屋には霊はいないです。多分。。。