皆さんは傘の骨が1本折れたとき、どうしていますか?
捨てるしかないでしょ、という方がほとんどではないでしょうか。
私もそう思っていました。先日までは・・・
なんと!傘は!自分で修理可能でした!
とは言え折れ方にもよります・・・
以前から少しだけ傘骨が曲がっていたのをそのまま使っていたのですが曲がりが強くなってきたのが気になり、手で調整しようとして優しく伸ばしていたところポキリと折れてしまいました・・・。
折れた箇所以外は古くはなっておらず、ストックの傘は折り畳みの傘&ナイロン製の傘しか持っておらず。
買うしかないけど古くなったわけではないからもったいない…と思っていました。
正直新しいのを選びたいというワクワクより、お金かかるなーの思いが強い。買いに行くのも面倒だし。
電話で母に「傘の骨折れちゃったんだよね、まだそんな古くなっていないのに」と話したところ、「傘の修理部品、多分100円ショップで売っているよ」と有益な情報を教えてもらいました。
ルンルン気分でダイソー、Seria、キャン★ドゥ、と100均ショップ巡りしてみるものの取り扱いされておらず。
キャン★ドゥの店員さんから聞きましたが、昔は傘の修理部品の取り扱いはあったそうですが、取り扱わなくなってから数年たつそうです。
残念!
ならばとネットで検索してみると、傘の修理部品の存在を発見!
口コミを見ると購入者はなんとか修理できているようだったので購入してみることにしました。
商品名は「傘職人」。
「傘職人」も修理する部位によって使う部品が異なります。
どれを購入すべきかよく分からず結構迷ったので、選ぶポイントを簡単にご紹介したいと思います。
傘職人の部品
カラーは黒とシルバーの2色あります。
1.三ツ爪
サイズ:大(5mm)と小(3mm)。4個入り。
ペンチが必要です。
細長い円柱を縦半分に切ったような形で両端に固定するための”爪”(1つ、2つ)があります。
修理方法は折れた骨を部品に通してから両側の爪をペンチで曲げて固定します。
2.四ツ爪
サイズ:大(5mm)と小(3mm)。4個入り。
ペンチが必要です。
細長い円柱を縦半分に切ったような形で両端に固定するための”爪”(2つずつ)があります。
修理方法は折れた骨を部品に通してから両側の爪をペンチで曲げて固定します。
三ツ爪と四ツ爪の違い
破損部分によってつけやすいほうを選んでOKとのこと。
※販売元のホームページに記載されていました。
3.万能爪
サイズ展開なし。骨の直径が3mm以下に使える。2個入り。
ペンチは不要。
修理方法は、片方の折れた骨を部品Aに通してはめて部品B①で固定(部品Aの端を手で折り曲げる。ペンチがなくてもできる。もちろんペンチを利用しても可)。
もういっぽうの折れた骨を部品Aに通して部品B②で固定(部品Aの端を手で折り曲げる)する。
私が選んだ爪
私の傘の破損個所ですが、つゆ先に近い箇所の骨が折れました。
のちに風が強いときに傘を無理に使って隣の骨も折れてしまったので2箇所修理しています。
修理箇所は図の赤色箇所です。
※薄い水色は傘生地、■は中間の接続部位です。
ペンチが必要な三ツ爪と四ツ爪はどちらが適切なのかは折れた箇所を固定する場合の設置のしやすさで選んでよいようですが、私は自分の傘の破損場所を見て四ツ爪のほうが適切と判断しました。
サイズは傘の骨の幅をメジャーで計測し、だいたい2mm弱だったので、3mmにはまらないこともあるかと思い大(5mm)にしました。
ペンチについて
私はペンチを持っていなかったので、100円ショップ(キャン★ドゥ)で入手しました。
部品が小さいのでできるだけ先が細いものを選んで購入しています。
発売元:エコー金属株式会社
鍛造(たんぞう)ラジオペンチ 125mm NOSE PLIERS
バーコード:4991203 141989
修理してみて
折れた部分が中央にくるように骨にかぶせ、ペンチで爪を折り曲げます。
実際に修理してみると簡単そうに見えて一人でやって見ると正直けっこう大変でした。
押さえてくれる人がいない、ペンチの扱いに慣れていない、安いペンチを使ったから、自分は不器用、などが思い当たる理由です。
そんな私ですがなんとか修理することができました。
その1
一度修理後、風の強い日に無理をして使って外れてしまい(そして隣の骨も折ってしまった)、後からペンチでさらに抑えつけています。
その2
傘の内側から見ても、修理した箇所は目立っていません。
エコに貢献しているなぁ&モノを大事に使えているなぁという自己満足感を得ることができました。