水道管の水を抜いて、凍結防止する手順
2020/02/06
寒冷地域に住む方用の冬季に行う水道管の凍結防止対策です。水抜きしないと凍っちゃうぞ!
雪が降る地域は要チェキです。冬季に長期休暇などで家を留守にする方は、水道栓の凍結を防ぐための水抜き(水道管に溜まった水が凍らないように水道管にたまっている水を排出する)をしていくことをお勧めします。
※中高層ビル(3階建て以上)の水抜きは、下記の方法と異なりますので不動産屋に確認してください。
水を抜く手順
- 水抜き栓を右に止まるまで回して閉める。
- 蛇口を全開にして水を抜く。半開きにならないように注意すること。
水を出す手順
- 蛇口を閉じる。
- 水抜き栓を左に止まるまで回して開く。
翌日の凍結対策が間に合わない場合
そういう場合の応急対策ですが、水が出る時に飲み水分だけでも用意しておくのがオススメです。
空のペットボトルだったりお鍋、ポットなどに水道水を入れておきます。
寒冷地域に住む親戚は、寝る前にやかんに水を入れていると言っていました。
凍結だけじゃなく、いろいろな災害対策を考えているので1年を通してやっているそうです。
水の準備といえば、災害時の給水車をイメージしてしまうのですが、一人暮らしの私は給水タンク持っていません。
というか賃貸スペースが限られているので置き場所がない!!!
でも給水タンクは災害対策で1つは持っておきたい商品です。
(何かあったときは、入手困難になっていると思う・・・)
購入候補として考えているのがアイリスオーヤマさんの折りたためるウォータータンク。
折りたたみ時のサイズ:(幅)20cm×(奥行)20cm×(高さ)6cm。
使用時のサイズ:(幅)22.5cm×(奥行)22.5cm×(高さ)27cm。
アイリスオーヤマ ウォータータンク 10L WAT-10L(1コ入)
凍結してしまった水道管の対処法
(2018年2月追記)
今年は水道管の凍結が多いとニュースで知りました。皆さんの水道管は問題ないでしょうか。
最近見た某ニュース番組でアナウンサーが注意点として話していた内容ですが、凍結してしまった蛇口に熱湯をかけると水道管が破裂する原因になるのでやめてくださいと言っていました。
かけた熱湯が冷め、濡らしてしまった水道管をさらに冷やしてしまい膨張の原因になってしまうという理由だったと思います。
もし水道管が凍結してしまったら、自己流対応をせずに業者さんや不動産担当者へ連絡しましょう。
(さらに追記)
凍結してしまった水道管に熱湯をかけるのはNGですが、ぬるま湯はOKとのことです。
タオルをまいてタオルの上からぬるま湯をゆっくりかける方法が紹介されていました。
これで解決できなければ業者さんへ依頼しましょう。
業者に頼む場合の注意点
凍結や破損などの修理の申込みは水道工事を請け負った指定工事業者へ連絡すること(→不動産屋に依頼すれば良いと思います)。
無許可の業者に工事を依頼したためにトラブルが発生するケースもあります。
凍結したと勘違いした過去
アパート住まいだった学生時代、冬期休暇(年末時期)で実家に帰省して戻り、台所の蛇口をひねると水が出ませんでした…。
ボイラー管にドライヤーの温風を吹き付けたり(温めたつもり)、晴れた日に凍っている水道管内が解凍してくれるのではと期待を持ちつつ様子を見ること数日。
お風呂は入れないので、銭湯に通いました。雪が降る地域だったのですが、銭湯でよく髪を乾かさないで歩いて帰ると、家に着いた時には髪の毛がちょっとパリッとなっていた(軽い凍結)思い出があります。
数日間にかけて状況が変わらなかったので、あきらめて修理を依頼しようと不動産屋さんに電話で問い合わせたところ、「(私が)帰省中に部屋に合鍵で入って水抜きしています。水抜き栓を逆に回せば水は出ますよ。」と、しれっと説明されました。
※水道の元栓である水抜き栓が玄関にある物件でした。
言われた通り、水抜き栓を逆に回すと水は普通に出たのでした。凍結じゃなかった!
良かったけど・・・勝手に鍵を使って部屋に入るなーー!連絡よこせーー!
今となっては昔の話。。。