私が特に注目している賃料や広さ以外の物件選び条件をご紹介します。
ネットで物件を選ぶ際や店頭で不動産屋さんに条件ありなしを伝えるだけでも、物件がある程度絞り込まれるので、是非ご参考ください。
1.特急が停車する駅か各駅停車の駅か
特急が停車する駅は家賃が高くなりますが、通勤時間に圧倒的な差が出ます。
2.駅から徒歩10分以内であること
仕事で帰りが終電になってしまう日もあるので、駅から徒歩10分内の賃貸に住んでいます。
不動産屋の表記は[1分=80m]。
信号機などの待ち時間は考慮されておらず、単純に距離で計算されるため、実際に歩くと表記時間よりオーバーしてしまうことがほとんどです(所感)。
徒歩20分の賃貸に住んでいたころ、仕事帰りの深夜徒歩帰宅途中にワゴン車に乗った人達に声をかけられるなど何度か怖い目にあったので、駅から遠い物件は選ばないようにしています。遅い時間帯は歩く距離が長いほど、危険度が高まると思います(交番はほとんど駅前にある!)。
それに朝は1分でも長く寝ていたい私にとって、駅まで遠い物件は睡眠時間が削られるため、厳しいのです。
3.生活圏はある程度の便利さがあること
- コンビニやスーパーが近くにあること。
- 郵便局や自分の取引銀行があること。
- 洋服も買えるお店が近くにあれば言うことなし。
何もないところに住むと、欲しいものを購入するのにバスや電車を使わなければならないので交通費がかかります。
都内の中でも超都会に住んでいる友人は、スーパーが近くになく百貨店で購入するため、毎月の食費が高くなると言っていました。百貨店は閉店時間も早いので不便です。
友人は生鮮食品を届ける宅配サービス(オイシックスとコープネット)を利用していました。
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4.2階以上の部屋であること
統計上、1階は泥棒が入りやすいそうです。
高層階と比較してどの部屋に入ったのかが外から見えやすいという点もマイナスポイントです。
窓を開けてそのまま寝てしまったという、ついうっかりも許されません。
1階や2階に住んでいる方は絶対に窓を開けたまま寝てはいけません。深夜、開いている窓から侵入されるという事件が毎年あります。
上の階に住んでいる方であっても、隣づて・壁づてで侵入される可能性もあります。
残念ですが、窓を開けたまま寝るのは危険な世の中です。
また暖かい空気は上に上がるため、下の階になればなるほど夏は暑くて冬は寒いという物理的弊害もあります。
5.トイレとお風呂
トイレとお風呂は別じゃなきゃ嫌、という友人が多いのですが、私は一緒でもOKです。
勿論別々のほうがいいけれど、家賃が高くなるので我慢しています。契約時、金銭事情が厳しく、家賃を抑えなければならなかったのです。
結構な年数、トイレ及び洗面台が浴室内に設置されている3点ユニットバスの賃貸に住んでいました。
引越しするのも面倒(引越し貧乏という言葉があります…)かつお金は貯められる時に貯めようという意識で多少収入が増えても物件を変えないつもりでしたが、家主の事情で引越しを求められ、現在はトイレバス別の物件に住んでいます。
前の賃貸は階数や部屋が多い物件でしたが、今は部屋が少ない物件。
以前と家賃は大差ないですが、トイレバス別、部屋は広くなりました♪
6.キッチンと部屋の間にドアがあること
経験したことがあるからこそ分かるのですが、玄関から部屋までドアがない部屋は、冬は部屋の中がかなり寒いです。
エアコンを最大の温度に設定しているのに寒く、「ロフト付き」という環境条件でもあったのですが、部屋の中でタオルケットをかぶって生活をしていました。
机でネットサーフィンをしていられなくなるほど手が冷たくなりました。
寒さに耐え切れず、電気ヒーターを購入しエアコンとダブル使いしていました。
電気代が1万円近い金額になった月(夏時期と冬時期)もありました。
そして、ドアがないとドアがある物件と比較して電気代が高くなります。
部屋にドアがあるのとないのでは賃貸料金が1万円違う場合もあると不動産屋さんに聞いたことがあります。
家賃がたとえ安くなっても、ドアなしの生活には私は戻れません。寒すぎた!
7.ロフト付きの部屋ではないこと
ロフト付き賃貸はオススメしません。
ドアなし&ロフト付き賃貸のとき、天井が高いゆえに温かい空気が上に上がってしまい(ロフト付近は温かい)、なかなか部屋が温まらないと感じたからです。
また、最初はロフトで寝ていたのですが、天井が低くかがんで歩かなければならなく快適ではなかったため、すぐにロフトで寝なくなりました。ロフトは次に引っ越す時のためのカラの段ボール置場となりました…。
8.収納場所(押入れなど)が適度にあること
収納がない物件や収納スペースが超狭い物件を内覧したことがあります。
布団や毛布・服・スーツケースは見えないところに収納したいので、押入れやクローゼットなどの収納スペースが適度に欲しいです。収納スペースがないと部屋の中に何もかも置くことになるので、収納家具を設置した分だけ部屋が狭くなってしまいます。
収納スペースがないと自分で収納グッズを用意したり収納を工夫したりするセンスが必要です。
私にはムリ。押入れのスペースがそこそこある今ですら、収納方法に悩んでいるのだから…。
9.洗濯機置き場があること
洗濯機置き場は室内か屋外か?
古い物件に多いのですが、たまに横浜市内で洗濯機が屋外に設置されている物件を見かけることがあります。
留守中に他人から洗濯機を使ったりされない?大丈夫?なんて余計なお世話だけどちょっと心配になる(そんなワケない?)。
洗濯物の出し入れ、私は外でやるのはちょっと厳しいです。冬は寒いし。
ベランダに洗濯機置き場がある物件を内覧したことがあるのですが、不動産屋さんに雨風が心配と伝えたところ、他の入居者は、洗濯機カバーとか使っているようです、と言っていました。
横殴りの雨が降ったり雪が降ったり天気が悪い日は、家電にとっては致命的だと思います。
電化製品なので感電とかも心配。
洗濯機置き場・・・洗濯機バンはあるか?
洗濯機を設置することが想定されていない物件があるのです!驚き!
そういう物件の近所にはたいていコインランドリーがあるようです。でも洗濯機は欲しい。
洗濯機の排水穴がついている四角いプラスチック枠の設備を「洗濯機バン」と言います。
ない場合は設置してもらえるかどうか事前に交渉しても良いと思います。バンがあると、床が水に濡れることがないので安心です。
前に契約した賃貸に設置されていた洗濯機バンのサイズが自分の洗濯機のサイズと合わず、新しく設置してもらったことがありました。
「洗濯機バンがなくても洗濯機は設置できますよ。」と言う不動産屋さんに「初めから設備としてあったものだから設置してもらわないと困る」と言って設置してもらいました。)
10.日当たりについて
北向きは日当たりが悪く、洗濯物が乾きにくいです。夏は涼しく冬は寒い方角です。
また1階の部屋で防犯のために植木がある物件の場合、方角に関わらず日当たりが悪くなります。
光が入ってこない物件は日中であっても部屋の電気をつけなければなりません。
11.日中および夜間の状況
設備ではないですが、考慮しておきたい条件。日中と夜間の周辺の状況!
日中と夜間では景色はもちろん状況も変化します。
- (車、人、電車、近くのショップなど)騒音や振動はないか?
- 帰宅ルートは人が全く通らないような場所ではないか?
- 交通量が多くて危険すぎないか?
- 近隣の公園が未成年などのたまり場になっていないか?
わざわざ夜間に物件近くに行って確認するのはなかなか難しいとは思いますが、可能であればご確認を。
カラオケ近くの物件に住んでいる方が、寝るときに若干音が聞こえて気になった、と言う話を聞いたことがあります。
12.設備について
エアコンのありなし
エアコンを自分で設置する場合は、数万円かかってしまいます。
都市ガス or プロパンガス?
都市ガスのほうが料金が安いと言われています。
私の賃貸は都市ガスです。
話はそれますが、光熱費用を紹介している記事を書いていますのでご参考ください(※過去データ)。
給湯器設備は入居前にチェック&交渉を
東京ガスの担当者に聞いたのですが、ガス給湯器の耐用年数はだいたい15年前後だそうです。
入居後は交換の交渉はかなり難しいので(貸主は余計なお金を使いたくないはずなので)、可能であれば入居前にチェックし、契約前にガス給湯器が経年している旨を伝え、交換の依頼を交渉しましょう。
キッチンの設備
ガスコンロ or 電熱器またはIHコンロ?
IHの場合は、IH専用の鍋やフライパンを使う必要があります。
ガスコンロが設置されていない場合は、自分で用意しなければなりません。
何も設置されていない場合は、IHを強くお勧めしたい。
火事の心配はガスコンロより圧倒的に低いし、温度調節できるので料理も上手にできます。
その他「可能であれば」確認したい条件
その1.玄関ドアの対面側に壁はあるか?
直接物件を見に行かなければ分からないですが、玄関ドアの対面側に壁がなく吹き抜けになっていると、激しい雨が降った時にばっちりドアが濡れます。
当然汚れやすいです。
その2.隣家との距離感について
直接物件を見に行かなければ分からないですが、窓の位置によっては隣家と向かい合わせだったり、隣家から丸見えになる場合があります。
私自身、内覧した際に隣家との窓の位置だけが気になり(お互いに気まずくなるなーという懸念)、断念した物件がありました。
その3.どんな人が生活しているか?
気になる場合は教えてもらえる範囲で不動産屋さんに両隣や全体について確認を!
女性は住んでいるか?男性ばかり住んでいるか?かぐらいであれば教えてもらえると思います。
ただし、物件の管理会社でなければ分からない可能性があり、また人の入れ替わりがあるので期間限定の情報にはなってしまいます…。
物件内覧後に廊下で少し話をしていたところ、隣の住人がドアのすき間を開けてじっと見ていたので、気持ちが悪く、その物件の契約を断念したという話を不動産紹介担当の方に聞きました。
隣人トラブは避けたいので、聞ける範囲で確認したほうが良いです。
アパマンショップでお部屋探し |
下記、参考記事になります。こちらも是非ご参考くださいませ~。